スラトレ®を支える代表的な理論一挙公開

2/05/2026

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スラトレ®を支える代表的な理論

スラトレ®は、Dr.EKO博士の個人的な体験だけで作られたものではありません。

世界トップクラスの研究者たちが導き出した理論を学び、統合し、日本の文化や私たちの生活に合う形で体系化したものです。

影響を受けた理論は数多くありますが、今日は特に代表的なものをご紹介します。

1. Carol Dweck - Growth Mindset(成長思考)

所属: Stanford University 心理学教授 

発表: 著書『Mindset: The New Psychology of Success』(2006年)

核心: 人の能力は固定されたものではなく、努力と学習によって成長できる。「才能がない」「できない」という思い込み(固定思考)ではなく、「まだできていないだけ(NOT YET)」「これから成長できる(Growth)」という成長思考を持つことで、人は大きく変わることができる。失敗は終わりではなく、学びの機会である。

TED動画(日本語字幕あり): Carol Dweck「必ずしも今はまだできないだけ」

日本語書籍名:『マインドセット「やればできる!」の研究』

2. Angela Lee Duckworth - GRIT(やり抜く力)

所属: University of Pennsylvania 心理学教授 

発表: TED Talk(2013年)、著書『GRIT: The Power of Passion and Perseverance』(2016年)

核心: 成功を左右するのは才能やIQではなく、GRIT(やり抜く力)である。GRITとは、長期的な目標に向かって情熱と粘り強さを持ち続ける力。困難に直面しても諦めず、失敗から学び、何度でも立ち上がる。この力こそが、人生における真の成功をもたらす。

TED動画(日本語字幕あり): Angela Lee Duckworth「成功のカギは、やり抜く力」

日本語書籍名:『やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』

3. Laura Delizonna - Emotional Intelligence(感情知能)

所属: Stanford University 心理学博士(Stanford Continuing Studies) 

発表: 著書『Enhancing Emotional Intelligence』(2014年)、Harvard Business Review記事(2017年)

核心: 感情知能(EQ)とは、自分と他者の感情を理解し、適切に管理・活用する能力。IQよりもEQが高い人の方が、人間関係や仕事で成功しやすい。自分の感情に気づき、受け入れ、コントロールすることで、より良い判断と行動ができるようになる。心理的安全性のある環境づくりにも不可欠な要素。

関連動画(英語): Laura Delizonna「High Performing Teams Need Psychological Safety. Here's How to Create It」 

日本語書籍名: なし(英語のみ)

4. Kelly McGonigal - Make Stress Your Friend(ストレスを味方にする)

所属: Stanford University 心理学博士(Stanford Continuing Studies) 

発表: TED Talk(2013年)

核心: ストレスは必ずしも悪いものではない。ストレスを「有害なもの」と捉えるか「成長の機会」と捉えるかで、心身への影響が大きく変わる。ストレスを味方にすることで、困難な状況でも力を発揮でき、レジリエンス(回復力)が高まる。ストレスへの捉え方を変えるだけで、人生が変わる。

TED動画(日本語字幕あり): Kelly McGonigal「ストレスと友達になる方法」

日本語書籍名:『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』

5. EMDR - トラウマからの解放

開発者: Francine Shapiro 

発表: 論文発表(1989年)、公式発表(1987年)

核心: EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理法)は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に対してエビデンスのある心理療法。トラウマ記憶を思い出しながら眼球を左右に動かすことで、冷凍保存されていた苦痛な記憶が溶かされ、適応的に処理される。過去・現在・未来すべてに作用し、トラウマを「普通の記憶の一つ」へと変化させる。

関連動画(英語): Tammy Valicenti「Addressing trauma beyond talk therapy」

日本語書籍名: なし(専門書のため)

参考: 日本EMDR学会 https://www.emdr.jp/

6. Brené Brown - Vulnerability(脆弱性の力)

所属: University of Houston 研究教授(社会福祉学) 

発表: TED Talk(2010年)

核心: 自分の弱さを認めることは、弱さではなく勇気である。Vulnerability(脆弱性・傷つきやすさ)を受け入れることで、真の人間関係が生まれ、共感・所属・愛情といった人間らしさを取り戻すことができる。完璧を装うのではなく、ありのままの自分をさらけ出す勇気こそが、meaningful(意味のある)な人生への鍵となる。

TED動画(日本語字幕あり): Brené Brown「傷つく心の力」 

日本語書籍名:『本当の勇気は「弱さ」を認めること』

7. Bertrand Russell - In Praise of Idleness(怠惰への讃歌)

著者: バートランド・ラッセル(哲学者・数学者・ノーベル文学賞受賞者) 

発表: 著書『怠惰への讃歌(In Praise of Idleness)』(1932年)

核心: 過度な労働は美徳ではない。余暇こそが文化と幸福を生む。1日4時間の労働で十分であり、残りの時間は学び、創造し、人生を楽しむべきである。「忙しさ」を美化する社会への挑戦。生産性至上主義から解放され、真の豊かさとは何かを問い直す古典的名著。

参考: 邦訳『怠惰への讃歌』 

8. Erich Fromm - The Art of Loving(愛するということ)

著者: エーリッヒ・フロム(精神分析学者・社会心理学者) 

発表: 著書『愛するということ(The Art of Loving)』(1956年)

核心: 愛は感情ではなく、技術である。愛することは学び、実践し、訓練するもの。現代社会では「愛される方法」ばかりが注目されるが、本当に大切なのは「愛する能力」を育てること。自己愛、他者への愛、隣人愛、神への愛――すべては同じ根から生まれる。愛することの実践こそが、人間らしく生きることである。

参考: 邦訳『愛するということ』

スラトレ®開発の経緯

2012年頃、私はCarol Dweck、Kelly McGonigal、Angela Duckworthの理論を知り、世界へ飛び出しました。

医学博士の大学院生をしながら、海外との行ったり来たり生活が始まります。

そこで、Lauraの授業を直接受け、激励をもらいました。

「Laura、助けて。日本人はネガティブな固定概念で苦しんでるの」

そう訴えた時、彼女はこう言いました。

「あなたがやりなさい」

「私には日本文化がわからない。日本人の苦しみに気づいている日本人の、あなたがやりなさい」

その言葉に背中を押され、私はスラトレ®の開発、そして一般公開に踏み切りました。

これらを統合して、スラトレ®が生まれた

Growth Mindset(成長できる)、GRIT(やり抜く)、Emotional Intelligence(感情を活用する)、ストレスマネジメント(ストレスを味方にする)、EMDR(トラウマを解放する)、Vulnerability(弱さを受け入れる)、In Praise of Idleness(余暇の価値)、The Art of Loving(愛する技術)。

これらの理論を日本の文化に合う形で統合し、誰でも実践できるメンタル思考トレーニングとして体系化したのが、スラトレ®です。

難しい理論を学ぶのではなく、日常生活の中で使えるノート術やワークに落とし込んでいます。

難しい理論を勉強ばっかりしちゃいけない理由は別の記事で解説しています。- [原理原則を知る大切さ ― 本物を見極める審美眼]

オペノートでネガティブを切り取り、成長思考で前を向き、GRITでやり抜き、感情知能で自分と向き合い、ストレスを味方にして、弱さを受け入れ、余暇を大切にし、愛する技術を磨く。

そうして、一歩ずつThriveへと進んでいく。

キラキラでもなく、ギラギラでもない。キラッキラ。

そんな毎日を手に入れるために、世界トップの知恵を、あなたの手の中に。


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Dr.EKO博士

Dr.EKO博士(YAEKOFU)

医師・医学博士。スタンフォード大学PM&Rスポーツ診療の研究医を経て、 現在は医療の枠を超え、Thrive・ウェルネス・ヘルスコンサルタントとして活動。 心身の回復力と自己変容を支援しています。

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