この記事のポイント:スラトレ®(メンタル思考トレーニング)の開発者・Dr. EKO博士が、かつて過労で倒れ、うつ状態と診断され、SNSで繋がっていた友人知人が一人残らず去っていった時期があったことをご存知でしょうか。人生の底から、どうやって再生の兆しを見つけていったのか——当時の心境を、ご本人の言葉に基づいてお伝えします。
Q. 24歳で医師になった頃、どんな働き方をしていたのでしょうか?
Dr. EKO博士(医師・医学博士)は、24歳で医師になりました。
医師として働き始めた1年目から、朝5時から深夜1時まで平気で働けるほど仕事に没頭していたといいます。昇格・キャリアアップは早く、周囲からは「優秀」と見られていました。表向きの目標だった国内最高峰の職場にも、研修生として選ばれました。自他ともに認める「すごいね、頑張っているね」という場所にいたのです。
Q. そこで、何が起きたのでしょうか?
29〜30歳のある日、Dr. EKO博士は過労で倒れました。
「これ以上ないというぐらいの大恥、挫折だった」と、ご本人は振り返ります。本当に予期していなかったバーンアウトでした。どうしていいかわからない。明日も仕事が詰まっているのに、職場に行けない。上司に何と言おう、同僚に助けを求めるなんてできない——頭の中がぐちゃぐちゃで、寝れない、食べれない、体の不調まで出てきていました。
職場の近くの診療内科に駆け込むと、「立派なうつ病だから、もう仕事を休め」と告げられます。受け入れられない診断でしたが、その医師は懐の広い方でした。「うつ病という診断書を出したら、君のキャリアは復帰できないから、うつ病の一歩手前で書いておくよ」と。その診断書を職場に提出し、静かに仕事を休むことができました。
Q. 地元に戻って、何が起きたのでしょうか?
関西の地元に戻ったDr. EKO博士を待っていたのは、噂でした。
「あんなに優秀だと思われていた人が、うつ病になったらしい」——その噂は、SNSを通じて一気に広がります。当時、Dr. EKO博士が投稿すれば100件、200件といいねが付くほど、友人・知人と活発に交流していました。その繋がりが、一人残らず去っていったのです。
「友達ゼロ、知人ゼロ」。落ちるところまで落ちた状態から、Dr. EKO博士の再生は始まりました。
Q. どこから、再生の兆しが見え始めたのでしょうか?
最初の一歩は、診断書を「うつ病の一歩手前」で書いてくれた医師の存在でした。
続いて、関西に戻った後、そんなに仲が良くなかったような人から「そんな時もあるよ」と声がかかりました。そして、診療内科を何軒も回るドクターショッピングのなかで、ある臨床心理師と出会います。
この出会いが、Dr. EKO博士の人生の転換点となりました。当時のDr. EKO博士は、ボロボロの状態で、誰も信じられませんでした。その臨床心理師に対しても、「あなたのメソッドは合っているのか」「あの先生はこの薬を飲めと言うが、あなたはどう思うか」と、尋問のような質問を繰り返したといいます。
その心理師は、一つひとつ丁寧に答えてくれました。何度もやり取りを重ねるうちに、「この先生の言葉には嘘がない」「目の奥が澄んでいる」と、本能的にわかってきたそうです。Dr. EKO博士は結果として、その先生のもとに6年通うことになりました。
Q. そこから、どう変わっていったのでしょうか?
臨床心理師のもとで宿題をコツコツこなすようになると、半年ほどで「あんなに悩んでいたのは何だったんだろう」と思えるほど変化が見られるようになったといいます。
その過程で、Dr. EKO博士は「もっと知りたい」と自分でも勉強を始めました。日本国内、そして世界の心理学のさまざまな手法を学ぶうちに、後のスラトレ®の原型となるノート術を自分で開発していきます。
そして、体の専門家として呼ばれたスタンフォード大学で、世界を牽引する心理学・精神医学の教授と出会い、自分が作った手法を見せたところ——「これを持って日本人を救いなさい」と背中を押されたのです。
「まだ知らないだけ」という視点
もし今、過労や人間関係で追い詰められていたり、自分のキャリアが崩れそうに感じていたりしても、自分を責める必要はありません。
Dr. EKO博士が自身の経験から伝えたいのは、「ああ、まだ知らないだけなんだな」という感覚でいてほしい、ということです。本質的にアプローチする方法は、この世に存在します。落ちるところまで落ちたDr. EKO博士が、そこから辿り着いた一つの答えがスラトレ®(メンタル思考トレーニング)です。
このシリーズについて
この記事は、2025年2月8日に開催されたスラトレ®_YAEKOFUセミナー「感情の波を医科学で整え、内面的な強さで仕事も人生も思い通りに」を元に、全6回のシリーズとしてお届けしています。
セミナー動画は限定公開のため、一般には公開しておりません。視聴をご希望の方は、以下のメール登録からご案内をお受け取りください。
シリーズ全6回 記事一覧
- 過労で倒れて、友人が一人残らず去った(この記事)
- ネガティブな感情の波は「避けるべきもの」ではなかった
- スラトレ®が「ブレンドティー」である理由
- 「どうしたらあなたが楽ですか?」
- ゴミ屋敷と、心の片付け
- スラトレ®は心理療法ではない
※本記事は情報提供を目的としており、医療行為・心理療法ではありません。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。