「自分で考える」って、実はちょっと面倒なことです。
誰かが決めた正解に従っていた方が、楽。
検索すれば“答えらしきもの”は、いくらでも出てくる。だからGoogle検索もAIもものすごい勢いで発展しました。
でも、そんな時代だからこそ、「ちゃんと考える」人は、とても強くて、しなやかです。
考えるとは、“自分の人生”に責任を持つこと
考える力は、選ぶ力。
選ぶ力は、自由を手にする力。
言い換えれば、
「考え続ける人」は、「自分の人生を自分で運転している人」。
たとえそれが、遠回りに見える選択だったとしても、
そこには“納得感”がある。
だからこそ、たとえ傷ついても、立ち上がれる。 
「考える人」は、常に自分のアップデートを忘れない
考えることを習慣にしている人は、
状況が変わったら、自分の立場も変えていいと知っています。
過去の意見や選択に縛られない。
むしろ、「そのときの自分」に誠実だったと、やさしく見送ることができる。
そして、また今の自分に必要な答えを探し直せる。
問いのある人生は、少しだけ不安。でも、ものすごく自由
問いがあるということは、
まだ“わからないもの”があるということ。
それは時に、不安を連れてきます。
でも実は、その“わからなさ”の中にこそ、
人間の自由さや面白さが詰まっている。
おわりに:思考する人のままでいよう
この「考える力」シリーズを通じて、
あなたがほんの少しでも、自分自身と対話する時間を持てたなら、それが何よりの喜びです。
思考は、あなたを制限するものではなく、
あなたの“世界の見え方”を広げてくれるものです。
どうか、あなたの中にある“問い”を、大切に育ててください。
それがきっと、
あなたをどこまでも自由にしてくれる力になります。 
🎯今週の“考える力”の宿題
「今の自分にとって、いちばん大切にしたい問いは何?」
その問いを、1つだけ手帳に書き留めてください。
そして、毎週1回、その問いを読み返す時間をつくってみてください。
▶️次回予告
第16話|「ユーモアのある人って、なんであんなにカッコいいんだろう?」──Dr.EKO博士と一緒に、“知性とユーモアの共存”を探る旅へ