浅はかな欲求に流されていないか? — 3段階で深める「理想の自分」への問いかけ(スラトレ®視点)
私たちの「理想」は、瞬間的な欲求から魂の深い願いまで、幅広く存在します。
まずは表面的な欲求を書き出し、段階を追って思考を深めること。そして、その深い欲求レベルで生きること。
これこそが、スラトレ®が掲げる「到達可能な理想:スライブライフ」です。
自己探求の入口に留まらず、心の奥底で本当に望んでいることをあらゆる手法で明確にしていく――これがスラトレ®初級コースの核でもあります。
今回は、あなたの「浅はかな欲求」を見極めるための3段階のアプローチをご紹介します。
第一段階:表面的な欲求(まずは正直に認める)
最初に出てくる欲求は率直でわかりやすいものです。
恥ずかしがらずに書き出してみましょう。
たとえば、
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ダラダラしたい、何もしない時間が欲しい
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上げ膳上げ膳で世話をしてもらいたい
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テレビや映画を見放題に楽しみたい
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毎日目覚ましなしで起きたい
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仕事に行きたくない/気分次第で働きたい
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お金が降ってきてほしい
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毎日温泉やビーチで過ごしたい
ポイント:
ここで重要なのは、多くの方が書き出した後に襲われる「否定」に押しつぶされないことです。
表面的欲求を誰にも見られず、1人静かに書き出すくらい、誰にも迷惑かけませんし、個人の自由です。
まず自分に正直に認めることで、次の段階に進む準備ができます。
第二段階:好奇心と無邪気さ(やってみる価値)
第一段階の欲求をベースに、もう一歩踏み込んで見つめ直します。
子どものような好奇心や「飽きるまでやってみたい」という願いがでてくるかもしれません。
子どもみたいにはしゃいでみたい
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飽きるくらいやってみたい(経験を通した学びを求める)
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他人の目を気にせず自由に表現したい
ポイント:
ここでは「ポジティブな感情の解放」と「実験」が大事です。
安全な場で小さく試す経験が、あなたの望みの本質を照らし出します。
ぜひ自宅の中で好きな曲に合わせて踊り狂ってみてください。
第1・2段階の注意 ― 暗黒の時代
明確に段階を分けるのは難しいですが、ここで少しずつ欲求本音を出し始めると、ちょっと怖い側面が見えてきます。
これが絶対にちょっと半端な内観にとどまらないで欲しいと言う、私の心からの願いでもあります。
例えば、以下のような思いが出てくるかと思います。
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本当は、誰の言いなりにもなりたくない
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上司に言い返してやりたい
ムカつく同僚に恥をかかせてやりたい
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我慢するのはアホらしくなってきたから、職場を辞めてやる
上司に圧をかけられたから、自分も知らず知らずのうちに、同僚や部下に同じように恐怖の圧をかける
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職場のせいにして失業保険を絶対取ってやる
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どうにかしてお金をゲットしたい
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○○するだけで、月100,000円が入ってくるセミナーに行ってみようかな
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10,000円もらえるなら、○○を購入してもらう友達をどんどん紹介しようかな
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うまくいっているあの人のメソッドを盗んで、自分もビジネス(模造)始めようかな
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知的財産や商標登録、特許や著作権、なんて私の知ったこっちゃない
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それより、明日の生活費が欲しいんだよ!
ポイント:
いかがでしょうか? ちょっと怖いですよね。
でも結構これはスラトレ®を始められる前の前の前の段階――要は、結構遠い人々でよく見られる現象です。
普段抑圧されているのが大きければ大きいほど、長ければ長いほど、
そのネガティブ性は増強され、一度溢れ出すと止まらなくなるのもネガティブな特徴でもあります。
第三段階:根幹にある願い(魂に響くもの)
暗黒の時を経て、表面的な欲求を経て、いろんなものを失ってから、
最後に残るのは、もっと本質的で持続的な願いです。
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迷惑をかけずに、自分を優先したい(境界の明確化)
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誰も傷つけることなく、感情を露わにしたい(正直さ)
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愛や友情、調和のエネルギーを爆発させたい(情熱の放出)
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感動を与える魂が震える仕事がしたい(使命感)
ポイント:
ここは癒しと愛情、友情の統合のフェーズ。
本当に大切なものを見極め、過去のパターンや恐れがなくなることで、
「魂が震える仕事」や生き方にシフトできます。
これがまさにスライバーの働き方・生き方です。
それが目指す世界ですね。
そして暗黒時代から抜け出した認定コーチたちは既にこのフェーズを実行しています。
暗黒の時代が見えてきたら:いったん避難行動に落とす
To Doリストの例:
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実際に、他人に八つ当たりするのではなく、ノートに書きまくる
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今は一旦、無理矢理人間関係や生活や仕事など、環境を大胆に変える事は一旦保留
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労働せずにお金持ちになる方法など、甘いキーワードを避ける
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SNSやYouTube漬けになる時間を極力減らす
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無料セミナー周りをしない
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自分にとって「健康を維持できる生活リズムとは?」を明文化
暴飲・暴食・散財を避ける/逃げる
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温泉やビーチ、ハイキングなど、極力安価なもので、心と体を対処的に癒す
最後に:問いを投げ続ける習慣を
「単に浅はかな欲求で左右されていないか?」
――この問いは、一度きりで終わらせないでください。
書き出す → 見直す、を繰り返すことで、表面的な願いのうち、
まだかわいいものと、暗黒なものの違いが見えてくるかと思います。
暗黒な時代を、できる限り短く、ダメージを最小限にしてほしいのには理由があります。
それは、他人を傷つけているように見えて、
実はあなた自身が、もっと強く深く傷ついてしまうからです。
これが「トラウマの増強」、あるいは「トラウマの重ね煮」ともいえる状態です。
実際に、こうした「恐怖の圧」がどのように職場内で連鎖し、無自覚に再演されてしまうのか。
特に医療や介護などの国家資格職の現場では、それが構造的に起きているという深い背景があります。
👉 医療従事者が陥りやすい職場の「恐怖の連鎖」メカニズムとは?(キャリアlab記事)
自分を大切にすることが、社会を変える第一歩
暗黒な時代の部分、いかがでしたでしょうか?
たしかに、少し暗い印象があるかもしれません。
でも、これ――実は多くの方が、無意識のまま経験してしまっていることなのです。
無意識のうちに、こうしたネガティブな再演のメカニズムに気づかないでいると、
自分の中にある抑圧や痛みが、他者に転写されてしまう。
その結果、また新たな傷を生んでしまうことにもつながります。
せっかくスラトレ®でネガティブとトラウマを取り除いても、
日常の中でまたそれを追加してしまうなら――終わりがどんどん遠くなってしまいます。
まさに、トラウマや抑圧が「無意識の再演」となり、苦しみの連鎖が続いてしまうのです。
スラトレ®は、こうした「表面的なフェーズ」にとどまらず、
適切な順番で、適切な時期に、深く癒していくアプローチを大切にしています。
たった一人でも、ネガティブな連鎖を終えることができたら――
その影響は、周囲や社会全体にも静かに波及していきます。
だからこそ私は言い切ります。
「社会貢献をしたければ、まず自分から」。
自分を大切にできない人が、他人を本当の意味で大切にすることはできません。
これは、不変的な事実だと確信しています。
このプロセスなくして、Thriveライフはありえません。
🌱初回面談に臨む準備シート
だったら、早くトレーニングを始めませんか。
限られた時間を充実させるために、以下の問いに、ぜひ書き出してみてください。
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何で悩んでいるか?
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いつからどのように今の悩みが始まったか?
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繰り返しのパターンが、もしわかるならお書きください。
初回面談では、書き出したあなたの3段階を、認定コーチが一緒に読み解き、
具体的なスラトレ®トレーニングの計画へとつなげていきます。
あなた自身の中にある、明るい光を見つけ出すために――
その第一歩として、まずは「問いかけること」から始めてみましょう。