実は私、
バスケットボール競技歴なんと
16年
あります。
え?!プロ?
いえ、ただの
もの好きです。
バスケットボールは
ラグビーやサッカーほどの体当たりはないにしろ
他人のボールを奪い取って
時には相手を騙し、相手の守備をすり抜け
ボールをゴールに入れると得点になる競技です。
点数から優劣をつけ、勝者と敗者を決めます。
長年プレイしている選手は
オン/オフの切り替えが
うまくなるんです。
コートの中では
絶対勝つ!!
鬼の形相で戦えます。
いったんコートを出ると
同じ人間とは思えないくらい競争心がなく、
むしろちょっとぼーっとしている
無防備なチームメイト多かったです。
しゃべるのめちゃくちゃ遅いとかは
あるあるです。
しかしながら、
オン/オフの切り替えがうまくできない人
とてもたくさんいらっしゃいます。
学校で、職場で、
意図せずとも
競争の世界に。
家庭でも、ご近所でも
ただの友達の集まりでさえも
まるでバスケの試合の続き。
他人の視線や動向が
気になって、気になって
しょうがありません。
実は一昔前の私がそうでした。
そして、ある日言われました。
「あなた、いつまで競争するの?」
スラトレを受講した
20代の女性が言いました。
「最後の独身仲間が結婚すると聞いて、
腹が立ちました。
私一人が取り残されたみたいで孤独。
友人の幸せを祝えない自分が嫌です」
腹が立って、祝ってあげられなくて
孤独を感じて
当然です。
だってまだ
競争の世界にいますから。
意図せずとも。
同僚が昇格したことが許せない
他のスラトレ生さんは、
「なんで自分じゃなくて
あんなバカが昇格するんだよ!理解できない!
大切にされていない気分です」
腹が立って、理解できなくて、
悲しくなって
当然です。
だってまだ
競争の世界にいますから。
意図せずとも。
「競争してて大変ね」と
他人ごとに感じている方の中にも
実は、意図せず
隠れ競争の世界に
迷い込んでいる場合があります。
どういった競争の仕方かというと
それは
自ら「下に入る」戦術。
ん?!どーいう意味?
こんなスラトレ生さんもいらっしゃいました。
「私〇〇向いてないんです」
「え?なんでそう思ったの?」
「だってAさんがとてもお上手なので
それを見ると自信なくしたというか
私には別の花道があるんじゃないかって」
・・・
これ分かりますか?
あえて「下」に入って負けに行ってる
そんなイメージです。
「下」にいたら、
競争しないで済むし
後で大どんでん返しもできますし
別の「上」を探しにいくことだってできます。
「上」の悪口を言って
「横」の連帯感を強めることもできます。
日本人らしい戦術だな、と思いました。
でもね、
これも本人が望んだ結果ではないんです。
古くから継承されてきた負の伝統と
呼んでいます。
単に〇〇がしたかっただけなのに、
他人と比べ
競争を基準に生き続けること、
本当にしたいことができないしんどさ
だけでなく、
上下や優劣が気になってしまって
正直、疲れます。
競争の世界にいないスライバーなら
こう考えます。
「私〇〇向いてないんです」
「え?なんでそう思ったの?」
「だってAさんがとてもお上手なので
それを見ると自信なくしたというか
私には別の花道があるんじゃないかって」
・・・
「そりゃそうよ、
Aさんはもう何年も練習してるんだから。
あなたはまだ数ヶ月目でしょ?比較にならないわ。
やりたいなら、ただやればいいんじゃない?」
「冷静に考えたらそうだね。
プロのバスケ選手と
バスケ部に入ったばかりの小学生を
だれも比較しないものね。
私らしくやってみたいわ」
あなたはまだ
競争の世界?
スタンフォードの同僚たちと私は
まるでオーケストラの演奏のように
働く時間を過ごしました。
「私、ピアノ弾くね!」
「了解、じゃやあ私はフルート」
「会場の設営はオレに任せな」
すると、だれも真似できないような業績が
次々と共創されていきます。
スタンフォードって
世界の競争社会の頂点だと思っていましたが、
本当の世界のトップエリート、スライバー達はもう
競争の世界に住んでいませんでした。
現代は
意図せずとも、競争の世界に迷い込む時代。
意図して抜け出す
人生の転換
ライフチェンジ(life-change)が必要です。
日本人だって目指して良いんです。
スライブライフ(Thrive life)を
いざ!
Dr.EKO