タイトルを見て、
なんで3回も言ってんだ?
と不思議に思いますよね。
それほど、確実に後戻りしない
気合いで別れたからです。
「より戻したい」と
どれほど粘られても
絶対に復縁はありえません。
今回は認知ってなに?
から始まります。
JATOと呼ばれる
日本最大のアスレチックトレーナーの学会で
講演をしたことがあります。
会員のほとんどが米国と日本のダブルライセンス保有者であり、
一言でいうと心と体についての意識高い系の集まりです。
そんな専門家たちでさえも、
認知を自覚しないで
生きていることが分かりました。
私たち人間は
事実や出来事に
勝手に自分で意味を付けています。
これを認知といいます。
え?ワカラン。
簡単に言うと、
私たち人間は何か起きたら、
2種類に物事を分けます。
1つはネガティブに。
もう1つはポジティブに。
以下、一緒に例題をみていきましょう。
例題1:ドタキャンされて悲しむ人・怒る人
ある日、会う約束をしていた友人から当日に
しかも直前に
キャンセルの連絡がありました(①出来事、事実)。
その時あなたは、
「(直前のキャンセルということは)ゼッタイ、嫌われているんだな」
と思います(②解釈・思考)。
そして、
親友だと思い込んでいただけに
悲しくなり、怒りもこみ上げてきます(③感情)。
もうこちらから誘わなくなりました(④言動・行動)。
①→②→③→④の順番通りに
人は頭で考え、結論を出します。
行動という結果に至るまで
数秒から数分程度ですね。
例題2:ドタキャンされて喜ぶ人・嬉しい人
一方、こんな人がいます。
ある日、会う約束をしていた友人から当日に
しかも直前に
キャンセルの連絡がありました(①出来事、事実)。
ーここまでは一緒ー
その時の解釈(②解釈・思考)は
「なんだあいつ
きっと恋人/仕事が上手くいってるんだな
よし、自由時間ができた私は
前から気になっていたカフェに行ってみよう」
友人の幸せをお裾わけされたような
嬉しい気持ちや
新しいカフェに行く前の
楽しい気持ちになります(③感情)。
カフェが美味しかったので
「友人を誘ってまた来よう」と
ポジティブな結果をとります(④行動・言動)。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このように、同じ出来事に対し全く異なる2つの結果が生まれました。
深掘りして考えると、
とちらの例も
最初は会いたい
と思っていた友達です。
それが、あれよあれよとネガティブな解釈が加わると、
結果として
もう会わない方向にことが進みました。
本音はどうだったかは分かりません。
会いたいけれど、誘わないのか。
会いたくないから、誘わないのか。
いずれにせよ、もう会おうとはしなくなる
ネガティブな結果となりました。
そして最近の浅い自己啓発本での勉強が
さらに認知の歪みを強めてしまう
リスクにもなっています。
ネガティブな結果に対し
それっぽい解釈を上乗せすると
歪み癖が増強します。
「この人とのご縁はここまでだった」
「次こそが、もっと気の合う友人/恋人/パートナーが見つかるはず」
深く、強く、優しく
だれかと心を通わせる基礎力がないまま
相手を変えても
結果は同じ。
だから現代人は寂しいのかもしれませんね。
親子であっても家族であっても、
長年連れ添ったパートナーであっても、
心が通っていない人間関係は
認知の歪みが作り出していることがあります。
寂しさを埋めるために外に対処を求める前に、
まずは認知が歪んだ自分との決別。
これがスライブへの最短コースなんです。
そんなの分かってるよ!でもできないんだ!
(過去の私の叫び声)
お任せあれ。
具体的な方法は11本目のニュースレターで配信しますね。
認知の歪みがない自分で生きてみたら
なにごとも
ポジティブな結果に終わる。
しかも、努力しなくても自然に
思考がそう流れる生き方があります。
上記の表の様に
ご自身で例を作って遊んでみてください。
①未経験の仕事のチャンスがきた
②(ネガ)自分にはできない/(ポジ)とうとう憧れのチャンスがきた!(お好きな方を選択)
③(ネガ)がっかり/(ポジ)わくわく
④(ネガ)気まずいでのEメールアドスレを変更しよう/(ポジ)どんどんチャンスを得るために名刺を作って配ろう
ハピネスが待っている期待感と
長年苦しんできた
認知の歪みと
決別できる方法があった安心感です。
今はただ
ホッと一息いれて、
認知の歪みがない生き方をしている自分の姿を
自由に想像してみましょう。
Dr.EKO