キラッキラに生きる Thrive

スラトレ®用語解説|キーワードと概念をまとめて解説

スラトレ®(スライブトレーニング®)を読んでいると、独自の言葉や概念が登場します。このページでは、ブログ記事や面談でよく使われる用語をまとめました。初めての方はここから読むと、記事の内容がぐっとわかりやすくなります。

基本用語

スラトレ®(スライブトレーニング®)

医師・医学博士のDr.EKO博士が開発した、ノートとペンを使うメンタル思考トレーニング。自己成長を目的としており、医療行為・心理療法ではありません。感情・思考・身体の3層に働きかけ、「ネガティブな固定概念・思考のクセ」を自分で見つけ、整理していく技術を習得します。「スライブトレーニング」を略して「スラトレ」と呼びます。

スライバー(Thriver)

スラトレ®が目指す最終的な状態・人物像。単に生き残る(サバイブ)のではなく、自分の本音から生き、内側からエネルギーが湧き出ている状態の人のこと。スラトレ®の「卒業」がゴールであり、依存なく自立して自分をケアできる人がスライバーです。

キラッキラ

スラトレ®のキーワード。表面的な華やかさ「キラキラ」でもなく、お金や名誉のギラギラでもない、自分の本音から生きている人が持つ「内側からにじみ出るエネルギー」のことです。小さな「っ」が入っているのがポイントで、芯のある輝きを表しています。

サバイブ(Survive)とスライブ(Thrive)

サバイブは「生き残る・やり過ごす」状態。スライブは「本音から輝いて生きる」状態。スラトレ®は、サバイブモードからスライブモードへの移行を目指すトレーニングです。

セルフワーク関連

セルフワーク

スラトレ®の核心となる実践。ノートとペンを使って、自分の感情・思考・行動のパターンを客観的に書き出し、整理する作業のこと。トレーナーとのセッションの間も、受講生が自分のペースで日々行うものです。

オペノート

Dr.EKO博士が整形外科医として手術(オペ)の記録をつける習慣から着想を得た、スラトレ®のセルフワーク専用ノートの呼び方。感情や思考を「手術記録」のように客観的に書き留めることで、自分の思考のクセを可視化します。

5冊のノート

スラトレ®では用途別に5種類のノートを使い分けます。感情の記録、思考の整理、目標設定、対話、メンテナンスなど、それぞれの役割があります。詳しくは「5つの神器:スラトレ®ノートの使い分け方」の記事をご参照ください。

5つの能力

スラトレ®が統合的に高めることを目指す5つの能力です。

セルフアウェアネス(Self-Awareness)

自己認識力。自分が今何を感じているのか、なぜそう感じているのか、その感情が体のどこに現れているのかに気づく力。スラトレ®すべての出発点となる能力です。

セルフカウンセリング(Self-Counseling)

自分で自分の話を聴く力。自分の感情や思考を裁かず、ただ受け取る技術です。

セルフヒーリング(Self-Healing)

自分で自分を癒す力。ネガティブな感情や記憶と向き合い、自分自身で整えていく技術です。

セルフコーチング(Self-Coaching)

自分で自分を導く力。目標を設定し、行動を選び、自分のペースで進んでいく技術です。

セルフメンテナンス(Self-Maintenance)

自分で自分を維持・管理する力。体調・感情・思考の状態を日常的に整え続ける習慣です。

感情・思考に関する用語

ネガティブな固定概念

幼少期から形成された「自分はこういう人間だ」「世界はこういうものだ」という思い込みのこと。スラトレ®では、この固定概念が6歳前後から影響し始めると考えます。セルフワークを通じてこれを発見し、書き換えていくことがトレーニングの核心です。

思考のクセ

繰り返し同じパターンで物事を解釈してしまう習慣のこと。「どうせ私には無理」「また失敗する」など、意識しないうちに発動する自動的な思考パターンです。

ネガちゃん

ネガティブな思考や感情を擬人化した表現。スラトレ®では、ネガティブを「悪いもの」として排除するのではなく、「ネガちゃん」として距離を置いて観察し、理解することを大切にします。

ガソリン(行動の原動力)

行動を起こすエネルギーの源のこと。スラトレ®では、行動の原動力が「ポジティブなガソリン」か「ネガティブなガソリン」かを区別することを重視します。ネガティブなガソリン(不安・恐怖・承認欲求)で動き続けると消耗しやすく、ポジティブなガソリン(本音からの意欲・喜び)で動くとエネルギーが持続しやすいとされます。

EI(Emotional Intelligence/感情知性)

感情を認識・理解・活用する知性のこと。Dr.EKO博士がスタンフォード大学でLaura Delizonna教授のもとで学んだ概念で、スラトレ®の理論的基盤の一つです。IQ(知能指数)とは異なり、後天的に高めることができます。

GRIT(グリット)

心理学者Angela Duckworth(アンジェラ・ダックワース)が提唱した概念。「情熱」と「粘り強さ」を組み合わせた、長期的な目標に向かってやり抜く力のことです。才能やIQよりも、このGRITが人生の成果を左右するという研究で世界的に注目されました。スラトレ®では、セルフワークをコツコツ続けることそのものがGRITを育てると考えています。

TEDトーク「Grit: The power of passion and perseverance」Angela Duckworth(約6分)

原著論文|Duckworth et al. (2007) "Grit: Perseverance and passion for long-term goals" — Journal of Personality and Social Psychology

Growth Mindset(グロース・マインドセット)

心理学者Carol S. Dweck(キャロル・S・ドゥエック)が提唱した概念。「能力は努力と経験によって伸ばせる」という考え方のことです。対義語はFixed Mindset(固定マインドセット)で、「才能は生まれつき決まっている」という思い込みを指します。スラトレ®で「ネガティブな固定概念を書き換える」という作業は、このGrowth Mindsetの実践と重なります。

TEDトーク「The power of believing that you can improve」Carol S. Dweck(約10分)

論文|Yeager & Dweck (2020) "What Can Be Learned from Growth Mindset Controversies?" — American Psychologist(APA公開PDF)

GRITとGrowth Mindsetが交差した歴史的論文(Nature, 2019)

GRIT研究のAngela Duckworthと、Growth Mindset研究のCarol S. Dweckが同じ論文の著者に名を連ねた、きわめて珍しい共著論文です。全米の高校生を対象にした大規模なランダム化比較試験で、Growth Mindsetへの短時間オンライン介入(1時間未満)が成績の振るわない生徒の学業成績を向上させ、上位数学コースへの進学率も高めることを実証しました。世界最高峰の学術誌Natureに掲載されており、この分野における金字塔的な一本です。

Yeager, Duckworth & Dweck et al. (2019) "A national experiment reveals where a growth mindset improves achievement" — Nature Vol. 573

Vulnerability(ヴァルネラビリティ/傷つく勇気)

研究者・作家のBrené Brown(ブレネー・ブラウン)が提唱した概念。「脆弱性」と訳されることが多いですが、ブラウン博士は「不確かさや感情的なリスクにさらされる状態をあえて受け入れること」と定義しています。弱さを隠すのではなく、弱さをさらけ出すことが、本物のつながりや勇気の源になるという考え方です。スラトレ®でセルフワークを通じて「本音と向き合う」プロセスは、このVulnerabilityを自分の内側で実践することです。

TEDトーク「The power of vulnerability」Brené Brown(約20分)

原著論文|Brown (2006) "Shame Resilience Theory: A Grounded Theory Study on Women and Shame" — Qualitative Social Work

ストレスと友達になる(Kelly McGonigal)

健康心理学者Kelly McGonigal(ケリー・マクゴニガル)が提唱した考え方。TEDトークで世界的に注目を集めました。「ストレスは体に悪い」という思い込みを持つ人は実際に健康被害が大きく、一方「ストレスは自分を強くしてくれる」と捉えた人はストレスがあっても健康を損ないにくいという研究に基づいています。ストレスそのものより、ストレスへの「解釈」が体と心に影響を与えるという視点は、スラトレ®の「思考のクセを書き換える」というアプローチと深く共鳴しています。

TEDトーク「How to make stress your friend」Kelly McGonigal(約14分)

コース・プログラム関連

初回面談(Day 0)

担当トレーナーとの最初の60分セッション。現在の状況や理想をお聞きし、スラトレ®のメソッド概要とデモンストレーションをご紹介します。Google Meetで行います(有料)。

初級コース

全12回が目安のスラトレ®入門コース。前半(第1〜6回)は「体得する」フェーズ、後半(第7〜12回)は「自走する」フェーズへの移行を目指します。2週間に1回程度のペースで、おおよそ6〜8ヶ月が目安です。

中級コース

初級コース修了後に進む上位コース。初級で培った「気づく力」をさらに深め、ネガティブの横にあるポジティブを引き出し、行動の原動力を意識的に選べるようになることを目指します。

上級コース(オプション)

初級・中級を経てもなお向き合いきれなかったネガティブな固定概念・思考のクセに、認定トレーナーとともに深く取り組むオプションコースです。すべての受講生が進むものではなく、必要と感じた方が選択します。初級・中級で積み上げたセルフワークの土台があるからこそ、ここで扱えるテーマがあります。

スラトレ®プロコーチ養成講座

スラトレ®を仕事として伝えたい方のための認定トレーナー養成プログラム。1コマ1.5時間のセッションを全40コマで構成されており、スラトレ®の理論・実践・クライアント対応・ビジネス設計まで体系的に習得します。修了後は認定トレーナーとして活動できます。担当:Dr.EKO博士。

スラトレ®プロコミュニティ

認定トレーナー同士がつながるコミュニティです。卒業後も情報共有・スキルアップ・相互サポートを続けられる場として設けられています。一人で抱え込まず、仲間とともにトレーナーとして成長し続けるための環境です。


スライブトレーニング®(スラトレ®)は株式会社ヤエコフの登録商標です。本記事の内容は医療行為・心理療法ではありません。自己成長を目的としたメンタル思考トレーニングです。最終更新:2026年4月

Dr.EKO博士
Dr.EKO博士(YAEKOFU)
医師・医学博士。スタンフォード大学でEIを学び、スラトレ®(メンタル思考トレーニング)を創始。エグゼクティブ・医師・リーダーの心身パフォーマンス向上を支援しています。