「スラトレ®の適正回数って、結局どれくらいなんですか?」
このご質問、本当によくいただきます。
ホームページには、初級は10〜12回、中級は8〜10回、上級は6〜8回と書いてあります。書いてはあるんですが、正直に申し上げますね。
本当の回数って、究極のところ、誰にもわからないんです。
なぜ「適正回数」が言い切れないのか
理由はひとつ。
ご本人の習熟スピードと、ご本人が目指すゴールに、まるごと依存するからです。
たとえば、同じ初級でも、ご自身に向き合うことに慣れている方なら、10回でぐっと変わります。一方で、これまで一度も内側にベクトルを向けたことがない方は、最初の数回は「向き合う筋肉」を起こすところから始まる。ここに個人差が出るのは当然のことです。
それから、目指す場所も人によって違いますね。
「トレーナーになりたい」という方もいれば、「初級の内容で、自分の人生が回り始めれば充分」という方もいらっしゃる。ご自身が人生に何を求めるか ── そこが定まらないと、回数も定まらないのです。
だからトレーナーは「ご希望に沿う」だけ
こう申し上げると、少し意外に聞こえるかもしれません。
けれど、トレーナーが誰かを「教育する」「伸ばす」と言ってしまうのは、私はおこがましいと思っています。
そうではなくて、受講生ご本人のゴールに向かって、逆算してプロセスを設計する ── これがトレーナーの仕事です。だから、遠慮なくお申し付けくださいね。
- 「キラッキラに生きてみたい」
- 「知的所得で月収・年収いくらになりたい」
- 「最愛のパートナーと暮らしたい」
どんなゴールでも結構です。
むしろ、ご自由に、ご自身の言葉で語ってください。そこから逆算するのが、私たちの仕事ですから。
Dr.EKOから見た「受講生のタイプ」
ここで少し、楽しいお話をしますね。
これまで多くの方を見てきて、ドラえもんのキャラクターでたとえると、受講生にはいくつかのタイプがあるなと感じています。
- アスリートタイプ(しずかちゃん) ── 自分にベクトルを向けることに抵抗がない方
- よちよちタイプ(のび太君) ── かなりゆっくり一歩ずつ歩む方
- こじらせタイプ(スネ夫) ── 頭で考えすぎてしまう方
- 何かと気に入らないタイプ(ジャイアン) ── 不満が先に立つ方
番外編として、出来すぎ君タイプや、絵画でしか出てこないようなニューキャラ、未確認生命体のような方もいらっしゃいます。こういった特殊なケースは、Dr.EKO本人がクリニックの方で対応しています。
本物のアスリートタイプは、こうだった
ひとつ、実例をお話ししますね。
ちなみに、スラトレ®では一切著名人のお名前は伏せています。
別記事でも申し上げたとおり、日本では精神性とマネーリテラシーを語ることがタブーとされがちですから。
「スラトレ®はあの有名人も受けていますよ」と言えば、おそらく一番の広告にはなるんでしょう。けれど、私個人が「自分がそうされたら嫌だな」と思うので、しないだけです。
Dr.EKOが過去にお受けした、本当のアスリートタイプ。タイプどころか、本当のプロ選手だったので、もう「アスリートそのもの」なんですが ── こんなお申し出でした。
「来月、海外で試合なんす。来週から3日間、スラトレ®いっすか?」
オンラインではありますが、3日間の集中合宿のような形で実施しました。午前と午後で合計6コマ、1回90分です。
結果、「ボールが光って見える」とおっしゃるレベルまで、あっという間に到達されました。
一方のDr.EKOは、4日目・5日目はもう昼間も寝ていました(笑)。それぐらい、本物のアスリートの体力と気力はすごい、ということです。
でも、これを誰にでも求めてはいけません
ここが大事なところです。
アスリートタイプの方は、もともとご自分にベクトルを向けることに抵抗が少ない。だから、ここまでのスピードが出せます。けれど、これを慣れていない方に求めるのは違います。
40歳・50歳になっても、たとえ心理学の専門職であっても、自分自身に向き合ったことがない方は、本当にたくさんいらっしゃいます。
日本人はもともと、精神性が高く、自分に向き合うことが得意な民族だったはずなんです。それがいつの頃からか ──
自然との暮らしが離れたからでしょうか。農業が衰退したからでしょうか。文化の流れなのか、理由ははっきりとはわかりません。けれど、自分に向き合うのが苦手になった方が、非常に多い印象です。
日本人の平均寿命が長かったのは、いまの高齢者の方々の世代です。いまの若年層・中年層がそこまで行くかと言ったら、私はそうじゃないと思っています。
だからこそ、もう一度、ベクトルを内側に向ける習慣を取り戻しましょう。
迷ったら、まずトレーナーへご相談ください
「ひとりでは難しそう」「伴走してくれる人が必要」── そう感じる方は、初回面談でぜひご相談くださいね。
実際にトレーニング開始となるまでは、単発相談を何度ご利用いただいても構いません。トレーナーたちも、もとは受講生で、本当に大変な状態から始まったサバイバーです。そこを経て、いまはスライバー(thriver:しなやかに生き抜く人)になっています。
だから、ぜひぜひ、遠慮なくご迷惑をかけてくださいね。彼らも受講生だった頃、私に散々ご迷惑をかけてきましたから(笑)。そういうサイクルが、ちゃんとできています。