「どこまで自立するか」。この問いは以前、優先順位が低いように思っていました。しかし2024年1月の能登半島地震を経て、「これは優先順位1位なのかもしれない」と感じるようになりました。生活インフラを行政や企業に100%依存している状態から、どれほど脱却できるかというテーマです。
Q. 「自立した生き方」を考えるとき、何から始めるべきか?
まず、デジタル関係の自立から始めることをお勧めします。ホームページの自作・決済システムの自己管理・メールの自前ドメイン管理。これらは「生命維持に関係しないデジタル関係くらいは自己管理したい」という段階の話です。
一方で、電気・水・食料という「生命維持のためのインフラ」の自立は、より本質的な課題です。
電気の自立:EVを蓄電池として活用する
電気自動車を蓄電池として活用する方法が注目されています。リチウムイオンバッテリー容量の上位機種として、スバル「ソルテラ」(71.4kWh)・日産「アリア」(66kWh)・日産「リーフ」(60kWh)が挙げられます。購入時は経済産業省のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金(最大85万円)を活用できます。
外部給電器と合わせて設置することで、停電時に自宅への電力供給が可能になります。
→ CEV補助金詳細:https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/automobile/cev/r5hosei_cev.html
水の自立:98%浄水化という選択肢
東大発ベンチャーのWOTA株式会社は、98%の水を浄化・再利用できる小型水システムを開発しています。「大きな」水インフラに「小さな」水システムを組み合わせることで、より創造的で持続可能な暮らしが実現できます。
井戸水・湧き水などの水源地確保、雨水再生システムの導入も具体的な選択肢です。
住の自立:トレーラーハウスという発想
トレーラーハウスは道路運送車両法・建築基準法の要件を満たした上で、柔軟な設置が可能な居住スペースです。固定資産税・道路法・建築法への対応が必要なため、日本トレーラーハウス協会(https://www.trailerhouse.or.jp)で最新情報を確認してください。
日本車のキャンピングカーも修理・メンテナンスの観点から現実的な選択肢です。
「自立度」はグラデーション
100%の自立を目指す必要はありません。電気・水・食料それぞれの「依存と自立の割合」を少しずつ自分に引き寄せていくことが大切です。衣・食・住のライフラインを真剣に考える時が来ています。
どこまで「自立」する?できる?あなた自身の答えを探してみてください。
最終更新:2026年4月
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※本記事はYAEKOFUコンテンツを元に作成しています。