広島『平和への誓い』こども代表の朗読に学ぶ、言葉の力と“表現”
結論から言うと、変化は「一つの声」から始まります。 2025年8月6日、広島で行われた平和記念式典でこども代表2人が朗読した「平和への誓い」は、表現の力と、大人が忘れがちな素直な伝え方を、私たちに思い出させてくれる内容でした。
こども代表が紡いだ言葉
広島市の公式発表によれば、市内の小学生から選ばれた約20人が共同で誓いの言葉を作成し、小学校6年生のこども代表2人が式典当日に力強く届けました(出典:広島市公式発表・各社報道)。
誓いの言葉は、「いつかは被爆者がいない時代になる」という切実な問題意識から始まります。
- 原爆がもたらした悲惨な情景
- 奪われた日常
- 被爆者の証言の重み
それらを忘れず語り継ぐ使命が、静かに、そして確かに語られました。
今も世界のどこかで戦争が続く現実に触れ、「多様性を認め、思いやりを持って話し合うことの重要性」が、子どもの声で宣言される姿は胸を打ちます。
一つの声から始まる変化──「ワンボイス」の考え方
朗読の中で、「たとえ一つの声でも、事実を伝えることが変化につながる」というワンボイスの考え方が紹介されました。
- 子どもにもできることがある
- その確信が、一言一言に込められている
最後に二人は、
広島の歴史を二度と繰り返さないために、私たちが被爆者の思いを語り継ぎ、平和をつくっていく
と力強く結びました。
日本の未来を明るく照らす「表現」の力
この朗読から感じたのは、日本の未来への大きな希望です。技術や経済の話ではなく、人の心の中にある「平和を守る意思」そのものです。
つまり、それは「表現」の力。
小さな声でも、真実と優しさを持って発せられた言葉は、人の心を動かし、未来を変える力を持っています。
Q. 大人はなぜ「表現」が下手になるのか?
式典前後の各種報道・インタビュー映像では、こども代表の一人がこう語っていました(報道内容の趣旨要約)。
大人の方が知識がいっぱいあるし、考えられるはずなのに、なぜ戦争をしてしまうのか不思議
そして、
大人にはできないけれど、こどもにできることがある
と力強く続けています(出典:式典当日の各社報道映像)。
大人になると難しくなってしまう「表現」が、子どもには自然にできます。これは優劣の問題ではなく、大人へ深い問いを投げかけるものです。
行進にも宿る「表現」
式典の映像には、二人のこども代表が入場する場面も収められています。何度も訓練を重ねたであろう、息の合った美しい行進──それだけでも、表現の力が確かに形になっていることが伝わります。
私たち大人は、ここまで想いを込めて「表現」できているでしょうか。
スラトレ®的まとめ:素直に伝える力を取り戻す
メンタル思考トレーニング(スラトレ®)中級コースでは、「表現」を大切なテーマとして扱っています。
- 知識や経験が増えるほど、人は「正しさ」を優先しがち
- しかし、子どもが持つ「素直さ」「率直さ」は、心を動かす最大の要素
- 大人も、素直な表現の力を取り戻せる
この朗読が、一人でも多くの方の心に残り、未来への一歩を考えるきっかけになれば幸いです。表現を難しく考えてしまう方にこそ、もっと自由に、もっと素直に伝えてほしい──そんな想いを込めて、この記事をお届けします。
最終更新:2026年4月