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なぜ「記録」が大切なのか - 変化を促す書き留めの技術

この記事のポイント:Dr.EKO博士(整形外科医・医学博士)が、スラトレ®の手書き記録術を紹介。1行日記と感情ひと言を手書きで残すことで、筆圧や文字の変化から自分の感情パターンに気づき、自己理解を深める準備体操としてお伝えします。

記録は「気づき」のための準備体操

スラトレ®での記録術は、単に出来事や感情を書きとめるだけでなく、自分の心の動きやパターンに気づくための準備体操です。そして大切なのは、その記録は手書きで行うことを特に推奨しています。

手書き記録のメリット — 筆圧が教えてくれる感情の変化

スラトレ®では、手書きの記録が感情の観察に役立つと考えています。怒りを感じているときは筆圧が強くなりやすく、悲しみを感じているときは文字に力がなくなりがち。楽しい気持ちのときは、文字のバランスが整っていることが多いものです。

こうした微細な変化は、自分自身では気づきにくい感情の動きを「形」として残してくれます。書いた文字を振り返ることで、感情のパターンや変化をより深く理解する手がかりになります。

スラトレ®式準備体操:手書き記録の進め方

以下の2つのステップで、手書きの記録を取り入れてみましょう。

Step 1:1行日記を書く

1日を振り返り、「最も印象に残ったこと」を手書きで記録します。手書きだからこそ、その日の感情が筆跡にあらわれ、自分の内面を形として残すことができます。

例:「仕事で上司に褒められた」「通勤中に忘れ物をして焦った」

Step 2:感情を一つだけ記録する

1行日記に関連する感情を、手書きで書き留めます。感情の名前だけでも十分です。

例:「嬉しかった」「疲れた」

手書き記録の観察ポイント

記録を書き終えた後、自分の文字を観察してみましょう。文字の大きさや筆圧はどうか。普段と比べて書くスピードが速いか、遅いか。字が乱れていたり、力強くなっていないか——文字の変化に注目することで、自分の感情がどのように表れているのかを客観的に把握できます。

「1行日記」と感情記録のポイントは、深く考えすぎないこと。書いて、おわり!です。適切な手法をまだ持たない今は、余計な分析や計画をしないこと。まずは、疲れない習慣として続けられるようにしましょう。

Cさんの手書き記録エピソード

Cさん(40代・教育関連)は、ストレスの多い日常で自分の感情に無自覚でしたが、1行日記を手書きで始めたところ、次のような気づきが得られました(個人の感じ方であり、変化を保証するものではありません)。

仕事のストレスが高いときは、文字が乱れ、筆圧も強くなっている。リラックスしている日は、文字が整い、筆圧が軽くなっている。手書きの記録を通じて、自分の状態をより深く観察する習慣が身についたといいます。マジでキレているときの筆圧には、後で見返したときに思わず笑ってしまったそうです。

Dr.EKO博士からのメッセージ

手書きの記録は、文字を通して感情を形に残す、非常に価値のあるプロセスだと感じています。怒りや悲しみ、喜びが筆圧や文字の形に現れ、自分の内面を観察するきっかけになります。何を書けばいいか悩む必要はありません。スラトレ®の記録術で、あなたの感情の動きを丁寧に形に残し、自己理解を深める第一歩を踏み出してみませんか。

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※本記事は情報提供を目的としており、医療行為・心理療法ではありません。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
最終更新:2026年4月

Dr.EKO博士
Dr.EKO博士(YAEKOFU)
医師・医学博士。スタンフォード大学でEIを学び、スラトレ®(メンタル思考トレーニング)を創始。エグゼクティブ・医師・リーダーの心身パフォーマンス向上を支援しています。